あと数年したら家族旅行へ

2011.12.31

まだ子どもが小さいので、なかなか遠出ができません。夫も私も大の旅行好きで、そもそも私たちが知り合ったきっかけは旅行会社に勤務していたときなのです。ふたりとも添乗員の仕事をしていたので、国内や海外、いろいろなところへ添乗しました。団体のお客様を連れて歩くのは、時には大変なことや不意のアクシデントも起こったりして、簡単なことばかりではありませんでしたが、未知の国へ行けたり、日本各地の名所をたずねたりす
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毎年お盆に家族旅行で函館へ行った思い出

2011.12.31

父方の実家が函館にあるため、お盆には毎年みんなで函館へ行っていました。当時は祖父母(父の両親)が同居していましたから、1台の車に家族全員がぎゅうぎゅう詰めになっての大移動です。しかも札幌から函館は同じ北海道内とはいえ5時間以上かかります。大人は大変だったと思いますが、幼かった私や弟にとっては楽しい移動時間でした。父の実家に到着すると、いつもひいおばあちゃんが優しい笑顔で迎えてくれました。そして、新
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そこに生きる人を守る

2011.12.31

パキスタンのラホール、イラクのアッシュール、イランのバム、アフガニスタンのジャムやバーミヤン渓谷、そしてエルサレム。私が訪れた「危機にさらされている世界遺産」だ。各地の遺跡をずいぶん歩いたが、乾燥した砂漠の中でゴーストタウンのような遺跡に出くわし、驚かされる場合がある。水脈が涸れて人が生活できなくなったためか、風にさらされ、自然崩壊の状態で放置されたままの遺跡。石はともかく、泥の乾燥レンガが崩壊し
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長野は北海道のライバル

2011.12.31

私は北海道に住む者として、長野は観光における北海道のライバルだと思っている。海をもっていないだけで、あらゆる気象条件が似ている。四季も似ている。温泉も北海道に次いで長野が多い。冬季オリンピックが日本で開催されたのは、北海道と長野だ。いろんな状況が似ているのである。そんな中で、田中康夫知事が今回の条例案を打ち出し実行したら、北海道は危ういな、正直私はそう思った。だから私は北海道の講演では、早くこうい
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コルサコフ発フェリーdeロシア(?)クルーズ

2011.12.25

「アインス宗谷」が着くコルサコフ。実は「ロシア版フェリーdeクルーズ」の一大メッカなのだ。ここからウラジオストクヘの船便もあるし、エトロフ(択捉)島・クナシリ(国後)島・シコタン(色丹)島といういわゆる「北方領土」への船も出ている。また、夏季限定だがカムチャッカ半島のペトロパブロフスク・カムチャツキーまでの便もある。ただ、これらは便数が少ないうえに、事前に入域許可書などを取得する必要があるなど、外
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飽きられる方向へ進むのかの大きな岐路

2011.12.25

暫定リストには、現在の登録件数より多い一〇〇〇件もの「予備軍」が待っていることを考えると、上限設定は、「総論賛成各論反対」になりかねない問題となりそうだ。今でさえ、世界遺産は数が多すぎるという批判がある中でブランド化した世界遺産登録を目指す動きも、ますます強くなっている。松浦事務局長は、この講演の中で、あくまで個人的な見解だが、と断った上で、一〇〇〇件あたりが上限ではないかと述べている。今でさえ、
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改札を出られない駅?

2011.12.25

浅野駅から分岐する支線の終点・海芝浦駅は最近だいぶ有名になった。東芝京浜事業所の工場入口に直結しているため、長らく「改札を出られない駅」であったが、最近はホームの先に小さな公園ができたので、電車の折り返しを待つ間にはそこで海を眺めて一服できるようになった。コンクリートの護岸に固められた海ではあるが、これだけ海に近い駅は首都圏には珍しく、海を隔てて石油タンクや数々の工場が林立する風景はまさに工業地帯
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半径三〇メートルの急カーブの連続

2011.12.25

八〇パーミルがしばらく続き、ほどなく大平台駅。台の地名の通り、急峻な山の中でここだけ緩傾斜地になっており、別荘や温泉旅館などが建ち並んでいる。ここで再びバックして家並みの中をゆっくり上り、すぐに上大平台信号場に停車。ここで三度目、最後のスイッチバックをすると後は勾配も少し一段落するが、その先には普通の鉄道にはあり得ないほどの半径三〇メートルの急カーブが何か所も待ち受けている。これほどのカーブなので
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大西洋横断、冒険クルーズ、リバークルーズ、カナルクルーズ

2011.12.24

太平洋横断は定期航路としての意味があったが、いまは飛行機に取って替わり、イギリスのサザンプトンから、ニューヨークまでのクルーズとなる。新しくできた「クイーンメリー2」が、定期航路でクルーズしている。冒険クルーズは砕氷船をチャーターして南極や北極へ行くクルーズが行われている。リバークルーズは主にヨーロッパの大きな川を、1週間以上かけてクルーズしていく。リバークルーズ専用の船があり、街の中まで入り込め
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ジパングの国と考えられたドミニカ共和国

2011.12.24

世界地図を開くと、日本ではあまりなじみのない国が一〇ヵ国以上ひしめく地域が二つある。アフリカのサハラ以南と、カリブ海に浮かぶ小国群である。そのカリブ海に散らばる小国の中で、フロリダ半島の南東に浮かぶイスパニオラ島の東半分を占めるのがドミニカ共和国である。海を西へ西へと漕ぎ続ければ、インドへ出られる。そう信じて、スペインのパロスの港を出発したコロンブスが、一四九二年、ある島にたどり着いた。その豊かな
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注意しなければならない通貨と時差

2011.12.24

韓国と中国を結ぶフェリー利用の際に注意しなければならないのが通貨と時差。韓国の船会社が所有する「ニュー・ゴールデン・ブリッジV」の船内は基本的に韓国ウォンしか通用しなかった。しかも青島のターミナルには中国の通貨である人民元に換金できる銀行が見当たらなかった。仁川のターミナルにも人民元から韓国ウォンへの換金ができる銀行はなかった。日韓中三国周遊フェリーdeクルーズを行うにあたっては、あらかじめ日本国
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“安く”あることがメリット

2011.12.18

格安券と違って、PEX席の予定数に空きがあれば、その場で座席も確定するので安心だ。利用者からすれば、透明性が高まったといえる。利用できる付帯サービスの範囲も、格安券より広い。当初は格安券との価格差がかなりあったが、実勢価格を反映した格安券につられて価格も大幅に下がったので、利用は急速に拡大するものとみられる。どの社にも事前購入(「前売り悟空」「早割G・E・T」など)の割安券と、直前まで購入可能な券
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おすすめしない×な国(都市)

2011.12.18

日本にいたって、東京や大阪で運転するのはちと不安。ましてや、各国首都周辺の交通量の激しいエリアでは、運転技術に自信があったとしても、結構パニクります。「×ニューヨーク→左ハンドルのアメリカでの運転は、ギアチェンジから、ワイパーやウインカー操作、右左折のタイミングなど慣れるまでが一苦労。その上、ただでさえ交通量の激しいニューヨーク。渋滞が激しくなるとドライバーの運転も荒くなるので、避けたほうが無難か
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奇跡の青は、優れた生活の知恵が生んだ信仰の結晶

2011.12.18

最新の調査によってようやく、青い絵の具と漆喰の白壁の間に木炭が塗られていることがわかった。青はアズライトという鉱物が原料で、漆喰の壁に直接塗ると変色しやすい。それを防ぐための断層として下地に水に溶いた木炭を塗っていたのだ。木炭の黒色には、さらに青色を際だたせる効果もあったという。チーズや木炭を利用したモルドバの壁画は、要は優れた生活の知恵が生んだ信仰の結晶だったのだ。もう一つ、壁画保存の秘密を見つ
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温める安らぎの心地よさはひとり旅で倍加する

2011.12.17

気候如何にかかわらず、絶えず快適な温度空間を得られるようになったのは、まさしく文明のおかげである。冬の北海道でも半袖で暮らすことが出来、真夏の沖縄でも汗を掻かずに過ごせるのは、エアコンという近代兵器がもたらした快適さなのである。ただ、猛暑が続く時に冷房の利いた空間に入り込んだ快適さと、コタツやお湯、文字通り温もりに接したときの快適さには、どこか差があるように思う。温もりは、文字通り、温もりなのだ。
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食事は「済ます」ものではない

2011.12.17

入り口付近の喫煙席では、煙草を吸いながら、奥の禁煙席側では新聞でその煙を塞き止めようとする為か、新聞を目一杯広げて、誰もが食事に集中していないのだ。これでは料理人としても作り甲斐がないだろう。ふと隣の客がテーブルに置いたプリント紙が目に入った。そこには「朝は八時までに朝食を済ませ、八時半までにチェックアウトを済ませ、ロビー付近で待機すること」と、上司からだろうか、指示書があった。そうか、なるほど、
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テントスタイルでもフォーシーズンズワールド

2011.12.17

フォーシーズンズファンが注目しているのが、2006年1月にタイ、ラオス、ミャンマーの国境に誕生した、「フォーシーズンズテンテッドキャンプゴールデントライアングル、タイランド」だ。同ブランド初のテントスタイルのリゾートで、川沿いに点在するテントはわずか15。一度の宿泊人数も30人と極めつけのエクスクルーシブ感。リバーボートに乗船してのアプローチに始まり、本物のマハウト(象使い)によるエレファントライ
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発車のベルに救われる

2011.12.17

無事にホームへと上ったら、後はキヨスクでペットボトルの「あったか煎茶」を買って列車に乗り込み、勣き出すのを待つ間に、いそいそと昼めしの準備。と、ここで思いがけず、又新たな悩みが生じた。指定席に腰掛け、靴も脱いで寛ぎモードに入った瞬間、窓の直ぐ横、ホームの端っこにある立ち食いソバが目に入って来たのだ。見れば、旨そうにきしめんを手繰っている老人が居る。更にはお出汁のいい匂いまで漂って来た。これはマズイ
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海外旅行先として有名なモンレアーレ大聖堂

2011.12.11

モンレアーレ大聖堂と言うものが海外旅行客からの人気を集めています。これは1182年に完成した教会なのですが構造的にまったくラヴェンナにある大聖堂と代わり映えしません。まったくと行っていいほど建築技術が進展していないのです。ただし細部の装飾に関していえば話は別で、年代相応(と言うには少し微妙だが)の進歩を遂げています。外観はどこか城郭そっくりですが、これは教会を国家が建設する際、拠点として利用するこ
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家族旅行の定番といえば?

2011.12.11

家族旅行の定番といえばどんなことでしょうか。私の中では、車で移動する、美味しい料理を食べる、温泉に入る、といったところでしょうか。やはり、旅行となると特別な時間の過ごし方という気がします。特別に贅沢をするというわけでなくても、充分に楽しいです。もちろん、贅沢な料理や贅沢な宿もいいかもしれません。でも、家族で一緒に過ごすことが一番の楽しさだと思います。実際、大きくなって友達と旅行に行くようになりまし
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先住民族アボリジニのアート

2011.12.11

ディーゼル機関車の車体に描かれていたのは先住民族アボリジニのアートであり、カラフルなその絵画の題材は、なんと巨人なニシキヘビだった。ということはこの沿線にも生息しているわけだ。撮影ポイントは決まった。レッドブラフと呼ばれる断崖絶壁を望むサトウキビ畑である。収穫の秋には3メートルにも達するサトウキビだが、オーストラリアは今は春、植えたてとあって50センチにも満たない。まるで青々とした麦畑のようだ。三
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三国志の時代を彷彿とさせる光景

2011.12.11

一面、菜の花の咲く桃源郷を思わせる地であった。ときおり、小さな集落が現れては車窓の彼方に消えてゆく。いずれも農家が10戸ほどの小さな集落だ。菜の花畑のなかに寄り添うようにして農家が固まっている。外敵の侵入を防ぐためなのか、ひときわ高い壁には決まって窓がない。三国志の時代を彷彿とさせる光景である。刻一刻と黄昏の気配が深まるにつれ、車窓の景色は一転し、あたりは一面濃い霧に包まれていった。本日の日没は2
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ノウハウを持って、今後も運営ホテルを拡大

2011.12.10

コンバージョンとは不動産の用途転換を指し、既存のホテルを別のホテルブランドにすることをいう。場合によってはホテルではなくオフィスビルやテナントビルを活用することもあり、コンバージョンすることにより、より高い収益を見込むことができる。アコーも1999年から「エイ・エイ・ピー・シージャパン株式会社」という日本法人を設立。ホテル経営およびホテル経営に関するコンサルタント業務を行っている。2004年に開業
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「ただひとつ」になる方向へ世界が進むことに、危機を抱く

2011.12.10

私は、娯楽施設であるディズニーランドの歌に、無理やり目くじらを立てたいわけではない。しかし、「せかい」が「ちいさく」なったからといって、「おなじ」になるわけではない。むしろ、「世界」が「小さく」なったから、より一層、異質なもの同士が隣り合っているという意味では、「ただひとつ」になる方向へ世界が進んでいる(あるいはそのような幻想を持っていることに、危機すら感じてしまうのである。娯楽施設は、楽天主義で
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好悪もすべて自分たちの物差しではかる

2011.12.10

いくつの時の旅行なのか、旅に行く先がどこなのか、どんなホテルに泊まって、どんな食事をするのか、によっても印象は大きく変わる。たとえば二十歳の若い時にリュックかボストンバッグ一つ提げて世界を歩くのと、人生の体験を積んでから、老夫婦でファースト・クラスに乗って訪れる異国は同じわけがない。まだ経験も浅く、頭の中が固定観念で一杯にならないうちは、アメリカに行っても、インドに行っても、アフリカに行っても、さ
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JR東日本に求められる工夫

2011.12.10

日光と同じ国立公園の伊勢志摩は、もともと近鉄の独壇場だったが、JR東海の追い上げは特筆に値する。気動車で単線区間も多いというハンディがありながら、終日一時間おきに快速を走らせ、所要時間で近鉄特急と全く互角(JRも近鉄も、名古屋を午後一時十分に発車し、鳥羽に二時四十五分に着く列車まである!)、運賃は割安になっている。ましてや、JR東日本の場合は、東京や新宿、池袋と日光を直接結ぶことができるのだから、
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国内旅行も悪くないですよ!!

2011.12.04

お休みがとれると海外旅行へ・というひとは多いと思うが、わたしは学生時代ふくめ旅行といえば国内旅行だった。ひとり旅も恋人とも友達とも、そのどれもが国内旅行ばかりである(笑)というのも、金銭的なこともそうだったが、国内にも自分の知らない未体験の土地はたくさんあって、海外にまで興味が回らなかったせいだと思う。北海道出身で大学進学と共に本州へと引っ越したが、それまでは海にはさまれた土地。県外という感覚がい
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大人の旅が出来るようになる

2011.12.04

娘が幼い頃にはディズニーランドやシーにも泊まりがけで行ったりしました。中学生になった頃から、娘は友達同士で行くようになってしまったので、ここのところすっかりご無沙汰しています。長年付き合っているママ友達と、京都に行こうね!と約束したりも。また、メイクさんやスタイリストさんなど、仕事のお友達と温泉に行こうとも言っているけど。それぞれに仕事が忙しいし、御神輿をあげてくれる人がいないと、なかなか皆も動か
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食事はどうしたらよいか

2011.12.04

長距離の移動で不可欠なものが食事である。日本では駅弁か普及しているが、残念ながらヨーロッパには駅弁がない。ランチボックスのようなものをたまには見かけるが、土地の名物料理と言えるものではなさそうだし、どこにでもあるわけではない。その代わり、食堂車は、かなりの長距離列車に連結されている。もっとも、合理化のだめか、売店で軽食やドリンクを販売し、空いているテーブルで自由に座って食べるだけの列車もあるから、
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ぐんぐん登る牛若号

2011.12.03

許可された全員が乗り込むとすぐに発車。「木目は鞍馬山のためにご寄付いただきありがとうございます」とは風変わりなアナウンスだ。「いえいえ、どういたしまして」と大きな声で答える客がいて、車内は笑いに包まれた。牛若号という車両は、ぐんぐん登って行く。線路の先に多宝塔駅がはっきり見えると、あっという間に構内に吸い込まれてあっけなく停車。わずか二分である。寄付が一〇〇円なのも頷ける。乗りテツとしては、木目の
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減速して鞍馬駅に到着する

2011.12.03

二ノ瀬駅は、電車の行き違いができるように向かい合わせのホームに上下の線路が挟まれた構造だ。出町柳方面のホームの真ん中には、ログハウス風の待合室が目立つように建っている。停車していると、鞍馬方面から二両編成の電車がやってきた。向こうは「きらら」ではなく、クリーム色の車体に薄紫と青のストライプが入ったオールーロングシートの普通の車両である。八割方席が埋まったくらいの混み方で、ゆとりがあるためかのんびり
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予算内なら即ゲット!

2011.12.03

今から18年前、はじめて中国を旅したころ、観光地で見かけるカメラは決まって二眼レフの「海鴎」であった。それも一般市民ではなく、街頭の記念写真屋、つまりプロが持っているカメラが、である。すでに一眼レフが当たり前の日本からやってきた私は、「なんて旧式な!」と思ったものだ。ところが、急速な近代化を推し進める中国では、カメラとて例外ではないらしく、ここ数年、中国を訪れるごとに「海鴎」を見かける機会が少なく
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再度、チャレンジを誓う

2011.12.03

左手に鮎沢川か見えてくると、足柄である。足柄というと思い出すのは金太郎。駅前に立っている、熊に跨がった金太郎の銅像が垣間見えた。足柄を出ると、だんだんと山が険しくなってくる。鮎沢川も河原の様子がダイナミックになってきた。さらに、山の中から唐突に現れた東名高速の立体的な橋脚の上に建つ道路か絡み、鉄道、川、高速道路の三つがもつれ合うように進んでいく。山間部の小さな駅谷峨からは高齢のハイキング客が何人か
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